2023年度の活動について

組織図

理事長所信

活動方針

まちづくり委員会

1.委員会活動方針
 鎌倉には様々な立場や環境、境遇の人がいる中で、共生条例により互いの状況や環境が整えられていますが、独自の悩みを抱え、支えることができる人との間に心の距離を感じる方もいます。そこで、多様な生き方を尊重し、支え合う為には、現状の課題を明確にし、他者との違いにより生まれる障壁を乗り越えるだけではなく、その人に合った手段を導き出すことが重要と考えます。その為には障壁を感じない人が不自由さを知り、自分にできることを知り、周りにいる人を支えることができる人材であることを理解し、支える側が行政やサポートが必要な市民とコミュニケーションを取る必要があります。
 そこで本年度まちづくり委員会では、まちの現状を把握し、サポートを必要とする市民には重要なライフラインである鎌倉の地域医療、福祉でどのような障壁が存在して何が求められているのかということを具体的にし、現場を知ることで、周りの障壁を自分ごと化する事業を行います。次に、自分らしくいられる為に、お互いを思いやり、礼節を重んじる慈善茶会を通じて改めてどんな立場の人でも同じ一服ができることを再確認します。先輩諸氏や協働団体、現役メンバーと共に、あらゆる環境や状況にある人でもお互いに尊重し合い自分らしくいられるように、合理的配慮を行い、参加者一人ひとりが参加できる環境を用意し、共に歩める社会を目指します。そして、関係各所の皆様のご理解と多大なるご協力のお陰で、この伝統ある慈善茶会を開催できることに感謝の想いをお伝えする機会を作ります。最後に、まちづくり委員会の集大成として一人ひとりの顔がわかる関係性を創れる事業を開催します。市内に住む人々が楽しみ、自然と笑顔になれる場を設けることで、他人との間にある心の障壁が無くなれば、市民同士が率先して助け合える安心した人間関係を築くことを可能にし、より住み易いまちづくりへと繋がります。
 我々まちづくり委員会は、鎌倉で生活をする一人ひとりが望む関わり方で、喜びを感じられる機会を創り、お互いの理解を深め、その人らしく生活できる、人に寄り添った地域社会を目指します。たとえ同じことができずとも、同じ目的をともに達成することでお互いを認め、違いを理解し合える共生社会の実現となり、結束した市民の更なる交流の機会を当会議所の運動が作り続けることで、常に時代に合ったまちづくりを実現します。

2.委員会事業計画
Ⅰ)周りの障壁を自分ごと化する事業の実施
 (a)内   容:求められているものを見える化する事業の開催
 (b)時   期:2023年2月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びにSNS、総会資料に掲載

(Ⅱ)障壁と共に歩むことができる事業の開催
 (a)内   容:第55回慈善茶会の開催
 (b)時   期:2023年5月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民協力団体関係者、茶道関係者、学生
 (d)結果の公表:ホームページ並びにSNS、総会資料に掲載

(Ⅲ)慈善茶会にご協力頂いた皆様へ感謝をお伝えする事業の開催
 (a)内   容:第55回慈善茶会後の懇親会開催
 (b)時   期:2023年5月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、市民、協力団体関係者、茶道関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びにSNS、総会資料に掲載

(Ⅳ)一人ひとりの顔が分かる関係性が創れる事業の開催
 (a)内   容:助け合える安心した人間関係を築く事業の実施
 (b)時   期:2023年10月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びにSNS、総会資料に掲載

拡大アカデミー委員会

1.委員会活動方針
 この3年間で対面コミュニケーションの減少により、メンバーの悩みやフォローが難しく余儀なく退会する者が生まれきている現状があります。さらに鎌倉市の高齢化率が全国平均よりも高く、入会対象者さえも減少傾向になってきています。会員減少によって鎌倉青年会議所の市民への認知度やまちへの影響力の低下へと繋がり存続の危機を感じております。当青年会議所がまちに求められるのは多くの市民と寄り添いまた理解し合い、絆を深めながらともに生きる事であり、地域の為に率先し且つ失敗を恐れず先頭に立ち行動出来る会員自身が成長し、輝ける当青年会議所のブランドとなる事が必要不可欠です。
 本年度、当委員会は最終年度となる拡大中長期計画に基づき会員皆がアカデミー事業を通して青年会議所活動の本質や理念を学ぶ事で、エンゲージメントを高め、アクティブな会員が増加するように繋げます。さらに、地域の魅力や課題などを市民と一緒に学び解決する事で、地域とのパートナーシップを築き先導していけるリーダーとなる人材の成長へと繋がります。その成長したメンバーの輝く個性を活かし地域との相互理解を考えた皆が笑顔になれる事業を多くの市民、地域団体を巻き込んで発信することで当青年会議所のブランディングを創り上げていくことへと繋がります。このブランド戦略の最後にまちのシンボルとなる物を多くの人を巻き込んで創設する事で認知度も高まり、鎌倉青年会議所の理念に共鳴し入会したい希望者が自然と集い、拡大対象者リストを増やし、地域でもっとも必要とされる団体へと結びつくと考えます。
 全ての事業を成し遂げたメンバーが青年会議所活動を通して著しい個々の成長を遂げること自体が当青年会議所のブランディングとなり、それに伴いブランド価値の向上へと繋がり、まちへの認知度が上昇することで会員拡大へと直結し、そのサイクルが持続的発展へと結びつきます。最後に、新入会者と青年会議所の学びを共有し、ともに楽しみながら活動することで、入会後のフォローやケアにも繋がります。それにより未来の同志や地域の人々、先輩諸氏を思いやり、途切れる事のない想いを未来の仲間達に受け継ぐことができます。大きな個々の力が集結した鎌倉青年会議所がまちの先頭に立つことで、多くの人の支えとなり牽引する中心的存在になると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)会員拡大と継続拡大基盤作りの実施
 (a)内   容:会員拡大活動並びに継続拡大できる基盤づくり
 (b)時   期:2023年1月~12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)JCの理念を学び、当青年会議所のメンバーが輝けるブランディング事業の開催
 (a)内   容:勉強会の開催
 (b)時   期:2023年4月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS並びに総会資料に掲載

(Ⅲ)市民と相互理解し当青年会議所の認知度を高めるための事業
 (a)内   容:市民との交流会の開催
 (b)時   期:2023年8月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS並びに総会資料に掲載

(Ⅳ)当会議所のまちへの影響力を高める地域連携事業の開催
 (a)内   容:市民との交流会の開催
 (b)時   期:2023年11月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS並びに総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

渉外広報委員会

1.委員会活動方針
 鎌倉市は様々な価値観を持った人々が多彩な生活様式を織りなしている中、鎌倉青年会議所は創立59年目を迎えました。その歴史の中で当会議所は鎌倉市内外まで様々な方との繋がりを築き、更には協働団体の支えの中、先輩諸氏が、当会議所の認知を広げてきました。近年も鎌倉のまちづくりの為に魅力ある運動を起こすことを目的として活動を続けてきましたが、私たちの運動を鎌倉に対してさらに正しい理解が得られるように発信する必要があると考えます。
 本年度は当会議所の運動を鎌倉に正しく理解してもらう為の広報活動に力を入れて参ります。現在の広報の手法は社会情勢により、ホームページやSNSでの発信を主としますが、同時に関係諸団体及び市民に対して、対面での交流の場を積極的に設け広報活動を行います。対面での交流の機会が得られることで、私たちの想いを伝え、相手からも得た知識や想いを当会議所に還元する流れを作ります。次に、現在に至るまで鎌倉に携わる問題や課題解決に取り組んできた先輩諸氏へ感謝を伝えるために、当会議所の設立記念日を祝す会を開催します。鎌倉の抱えている問題について先輩諸氏とお話しできる貴重な会話を通じて、当会議所の魅力や広報の手法を学び今後の運動へ活かせる事業を行います。次に、鎌倉に想いを寄せる企業や団体とともに広報の手法を考え、鎌倉の歴史や伝統及び魅力を鎌倉へ還元して、先輩諸氏から学んだ手法と協働団体とともに事業を作り上げることで当会議所の成長の起因にする事業を行います。最後に、当会議所の成長と会員の関心や本年度の神奈川県ブロック協議会が開催するブロック大会への理解を深める事業を行います。他の青年会議所との情報交換の場で2024年に鎌倉で行われるブロック大会への周知活動を神奈川県内の青年会議所へ行います。
 渉外広報活動を通し、多くの市民に当会議所の運動への理解を深め、鎌倉の方々との繋がりを強固にいたします。さらに先輩諸氏が築き上げた繋がりから広報の手法を学び、当会議所の会員だけでなく鎌倉の方々とふれあい、発信をすることで新たな価値観の発見ができます。鎌倉の団体、市民、他の青年会議所とお互いの理解を深めることでその人らしく生活できる鎌倉、人に寄り添った地域社会の実現につながると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)渉外事業に関する事業の実施
 (a)内   容:市内各所からの要望に応じて渉外活動を実施
 (b)時   期:2023年 01月~12月 事業に応じて随時
 (c)対   象:鎌倉市・協働団体・市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)広報事業に関する事業の実施
 (a)内   容:ホームページでの広報・対面での広報活動
 (b)時   期:2023年 01月~12月 事業に応じて随時
 (c)対   象:鎌倉市・協働団体・市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅲ)鎌倉青年会議所の歴史や特性を学ぶ事業の開催
 (a)内   容:メモリアルデーの開催
 (b)時   期:2023年3月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅳ)協働団体と共につくる広報事業の開催
 (a)内   容:協働団体と共に鎌倉へ発信を行う事業の開催
 (b)時   期:2023年6月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、協働団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅴ)他青年会議所会員との交流から、新たな価値観を学ぶ事業の実施
 (a)内   容:日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会ブロック大会の参加
 (b)時   期:2023年9月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

総務委員会

1.委員会活動方針
 鎌倉青年会議所は様々な背景や目的をもった会員で構成されております。様々な個性を放つ会員と同じ方向性で鎌倉の地で力強く運動を起こすためには、当会議所の根幹となる会議運営は必要不可欠です。当委員会が組織運営を適切に行うことで、各委員会に本年度の当会議所の方向性を明確化することになり、それが会員一人ひとりに伝播することにつながると考えます。当会議所に所属する全会員が同じ目的のもと強く団結して組織の内側だけでなく、外側へ目を向ける意識づけと、運動を起こすための基礎となる土台作りが必要です。
 本年度の総務委員会は、今まで鎌倉の地を想い活動されてきた先輩諸氏により築かれてきた会議運営手法をしっかりと継承して、総会をはじめとする諸会議を運営していき、それを検証することで当会議所に即した会議手法を確立していきます。年初に開催される新年式典、賀詞交歓会ではご来場いただく皆様や会員に対し本年度の方向性を知っていただけるよう設え、鎌倉の色を出した新年をともに祝う場といたします。また、組織を運営していく中で組織の外側へ目を向けることは必要です。本年は県議会議員選挙が開催されます。この機会を通じ様々な候補者の意見を知り、今まで見過ごしてきた課題を見つけ出すことで、誰もが住みやすい鎌倉へのきっかけとなるようまちについて考える事業を開催いたします。七月には、連綿と受け継がれてきたこれまでの当会議所の歩みを緩めることが無いよう、先輩諸氏とともに新体制を祝す事業を一年間の半ばに開催することで、本年度の運動発信と来年度への意識を高める場といたします。年末には、一年間活動してきた仲間とともに運動を振り返ることで、一人ひとりが自身の活動に対し考え、これまで当会議所に対しご尽力いただいた卒業されるメンバーに感謝し一年間を締めくくる場といたします。
 これらの事業を行い、一年間適切に会議運営し組織基盤を作ることで、当会議所の目的をしっかりと認識し会員一人ひとりが主体的にまちの課題を見つめることとなり、解決に向け当会議所一丸となって運動を起こすことに繋がると考えます。その効果により、このまちで誰もがその人らしく暮らしていける一助になると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)会議の開催及び青年会議所運営全般
 (a)内   容:会議の開催及び青年会議所運営全般
 (b)時   期:2023年1月~12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)交流会の開催
 (a)内   容:新年式典、賀詞交歓会、次年度理事長を祝う会、卒業生を送る会の開催
 (b)時   期:2023年1月、7月、12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅲ)誰もが住みやすいまちについて考える事業の開催
 (a)内   容:公開討論会の開催
 (b)時   期:2023年3月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加