◆ 青年会議所(Junior Chamber=JC)とは何をしているところ?
1949年責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生しました。現在、全国に708の青年会議所があり、三つの信条(奉仕・修練・友情)のもと、「明るい豊かな社会の実現」をめざし、ボランティアや行政への提言等の社会的課題にも積極的に取り組んでいます。
また、毎月行われる例会や委員会事業であるセミナー、社会奉仕を通じて、全国のメンバーとのネットワークを活かして、40歳までの限られた時間の中で、自己啓発と自己修練を行う自分のためのフィールドでもあります。
青年会議所は、熱い行動力で阪神・淡路大震災や東日本大震災の時も、各地からたくさんのメンバーがボランティアとして参加しました。鎌倉JCも協力し、社会に貢献しています。
◆ 他の青年団体とはどこがちがうの?
会員の年齢制限(20歳〜40歳)があるところが違います。また、JCは会員から集められた年会費のみで運営しています。そして、まちづくりのための活動、自己トレーニングの為のひとづくり活動を活発に行っている点も違います。ちなみに、政治的、宗教的には左右されない団体です。また職業・性別にとらわれず、どなたでも入会できるところも大きな特徴ともいえます。
◆ 例会ってなに?
月に一度以上開催され、担当委員会によって企画・運営されています。全てのメンバーに参加義務があり、メンバーの相互研鑽やより良い鎌倉のまちづくりを目指して開催されます。年に何度かOBや市民が参加することもあります。
◆ 委員会ってなに?
基本的に全てのメンバーは委員会に所属します。各委員会には担当する例会があり、委員長を中心に事業を開催するための会議や勉強会などを行います。
公益社団法人鎌倉青年会議所は、1965年8月29日に設立総会を行い、翌年1966年3月13日に鎌倉の42名の青年達の熱き思いが形になり、全国で305番目、神奈川県内で9番目の地域青年会議所として誕生しました。
現在では200名近くの卒業生が、鎌倉のまちに対して『黄色いランドセルカバー運動』にはじまり、創立5周年の記念事業として開催された『慈善茶会』・創立10周年記念事業として始めた『鎌倉子ども史跡パトロール隊』・『美しい鎌倉を作る会』・『Sea 愛 Kamakura』・『鎌倉夏祭』等のまちづくり事業の数々があり、青少年開発事業としても『ゆめスクール』・『鎌倉土陽スクール』『鎌倉てらこや』の立ち上げ等の様々な活動を行ってきました。
1966年 | (昭和41年) | 黄色いランドセルカバーのプレゼント |
1969年 | (昭和44年) | 第1回慈善茶会の開催 |
1970年 | (昭和45年) | 社団法人格の取得 |
1974年 | (昭和49年) | 鎌倉こども史跡パトロール隊発隊 |
1978年 | (昭和53年) | 美しい鎌倉をつくる会発足 |
1980年 | (昭和55年) | 第8回神奈川ブロック会員大会主管 |
1983年 | (昭和58年) | 鎌倉駅旧駅舎時計塔除幕式 |
1989年 | (平成元年) | 七里ヶ浜フェスタ89開催 |
1992年 | (平成4年) | 鎌倉未来会議92開催 |
1994年 | (平成6年) | 第22回神奈川ブロック会員大会主管 フィリピン、バングラディッシュ海外ミッション |
1997年 | (平成9年) | 鶴岡八幡宮での鎌倉夏祭の開催 |
1999年 | (平成11年) | 敦煌ミッション |
2003年 | (平成15年) | 鎌倉てらこや事業の開始 |
2004年 | (平成16年) | ドイツミッション |
2005年 | (平成17年) | かまくら環境フェスタの開催 鎌倉駅西口ソーラー照明灯の設置 |
2007年 | (平成19年) | 災害時におけるボランティアセンター開設と運営に関する協定締結 |
2009年 | (平成21年) | 第37回神奈川ブロック会員大会主管 鎌倉市長選挙に伴うローカルマニフェスト型公開討論会の開催 |
2010年 | (平成22年) | 公益社団法人格の取得 |
2012年 | (平成24年) | 鎌倉市災害ボランティアセンター設置運営訓練 (鎌倉市、鎌倉市社会福祉協議会との共同主催) |
◆ 50周年
2014年度には、鎌倉青年会議所はいよいよ50周年を迎えます。
◆ 中期ビジョン策定
2011年度には中期ビジョン創造委員会により公開委員会が開催され、来る50周年さらにその先に向けた鎌倉青年会議所の指針となる中期ビジョンを策定しました。