2022年度の活動について

組織図

理事長所信

活動方針

まちづくり委員会

1.委員会活動方針
 約2年にわたるコロナ禍で、人と人が直接触れ合うコミュニケーションの機会が制限され、多くの市民がストレスを感じ、対立や分断が生じ、それに起因するまちの諸問題が顕在化しているといえます。その中で、市民活動やまちづくり運動の担い手は、感染症拡大防止とまちづくり運動推進の間で葛藤を経験しています。一方、情報技術の発展や市民、事業者、まちづくり団体の工夫により新たなコミュニケーションの形が生まれました。この新しい芽を伸ばしながら、青年会議所が長年培ってきた人と人との繋がりを紡ぎ続ける運動を継続することにより、対立や分断、葛藤を乗り越えて、多様性あふれるまちを実現することが必要であり、今こそ、青年としての積極的な行動が私たちに求められています。
 そこで、本年度まちづくり委員会では、はじめに地域の繋がりづくりを促進する新しい取り組みに注目し、市民、事業者、各種団体がそれぞれの「らしさ」を表現しながら、特性を活かしつつ、まちづくりについて、対話を行うことで、多様性があふれるまちづくりのイメージを共有します。次に、慈善茶会を3年ぶりに再開します。2年間の休止を余儀なくされ、開催方法についても従来型では開催できない可能性も未だ残っております。しかし、慈善茶会は人と人を結び付ける事業としてまちから愛され続けてきた歴史があります。原点に立ち返り、歴史文化の継承を行うと同時に、「今この時代の慈善茶会の在り方」について、先輩諸氏や協働団体、現役メンバーと共通理解を深め、慈善茶会の新たな歴史の扉を開きます。続けて、慈善茶会が関係各所の皆様の多大なるご理解ご協力によって実現できていることのありがたさを胸に刻み、皆様に感謝の気持ちをお伝えする機会を作ります。締めくくりの事業として、多様性あふれるまちづくりを未来に繋ぐための事業を開催いたします。このまちの未来を担う青少年と共に、持続可能なまちを構想し、行動を起こすためのきっかけを作ることによって、まちづくりを担うひとづくりを行います。
 私たちまちづくり委員会は、新しい生活様式の中でも、人と人の心が触れ合い、多彩な個性が共存している社会を実現します。そこではきっと、社会的に困難を抱えている方に対して、善意の手が多く差し伸べられ、お互いを思いやる言葉や行動が増え、市民一人ひとりが自分らしく笑っている、そんな光景に溢れています。私たちのまちづくり運動が一過性のものではなく、持続的発展を遂げるために、事業を通して当青年会議所のメンバー一人一人が個性を発揮しながら成長し、お互いの強みを活かしあう組織へと進化します。この多様性あふれる組織力を原動力に、当青年会議所のまちづくり運動を未来へと継承いたします。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)多様な価値観があふれるまちづくりを共有する事業の開催
 (a)内   容:多様性を包容した新たな取り組みを共有する事業の実施
 (b)時   期:2022年 02月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民、来訪JC
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)多様な価値観を愉しむ機運を醸成する事業の開催
 (a)内   容:第54回慈善茶会の実施
 (b)時   期:2022年 05月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、来訪JC、市民、園児、児童、生徒、学生
協力団体関係者、茶道関係者、寄付先関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅲ)慈善茶会にご協力頂いた皆様へ感謝をお伝えする事業の開催
 (a)内   容:第54回慈善茶会後の懇親会開催
 (b)時   期:2022年 05月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、市民、協力団体関係者、茶道関係者
(d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅳ)多様な価値観があふれるまちづくりを未来につなぐ事業の開催
 (a)内   容:青少年と共に多様な価値観があふれる未来を共有する事業の実施
 (b)時   期:2022年 10月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、青少年、市民 
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

渉外交流委員会

1.委員会活動方針
 私たちが住み暮らす鎌倉市にはNPО法人をはじめ様々な団体が鎌倉に想いを寄せ活動しています。しかしながら異なる分野での交流の機会は少なくお互いに相手のことを深く認知していない現状があります。当青年会議所が各団体同士と交流の機会を増やすことにより互いに研鑽し、相互理解が深まれば鎌倉市内に住む人々への発信力も高まり、さらには鎌倉市の魅力がより一層高まることにつながります。鎌倉市に住み暮らす人々がより鎌倉の魅力を感じることで、市民はよりまちを想い活動し、まちは更に発展していきます。そこで青年世代である私たちがリーダーシップを発揮し鎌倉市内に根差した各団体との交流を促進させ連携を深めていく必要があります。
 当委員会の主軸として、鎌倉の中で活動されている各団体の事業へ参画していきます。事業に参画する機会を通じて様々な考え方に触れ、研鑽する場とすることで互いに成長し合えると考えます。積極的にかかわりを持っていくことで得た繋がりや学びを当青年会議所の運動へ生かしていきます。そして、各団体とより学びを深めていくためには、当青年会議所の歴史や特性を深く理解する必要があります。本年は、創立58年を迎えその時代ごとの課題解決を行ってまいりました。様々な考え方をもつ先輩諸氏と交流する機会は大変貴重な時間であり、創立を共に祝し当青年会議所の特性を改めて学ぶ場と致します。さらに、特性をよく理解した上で各団体と積極的に交流する機会を作ることで、当会議所の中に新たな価値観を得ることができます。多様な価値観を見つけ出し学ぶことで、会員一人一人の成長へと繋がり、当青年会議所全体で多様な価値観を認め合う意識の醸成へとつなげてまいります。また、組織の垣根を超え各団体とともに運動を起こすことで、多様な価値観を認め合った姿を体現できると考えます。その事業を幅広く市民に届けることで、鎌倉のまちの中で多様性を受け入れる意識を醸成致します。
 これらの事業を通し、世代や組織を超えた様々な価値観に触れることで、当青年会議所の中で多くの学びが得られると考えます。それは会員一人一人の成長へと繋がりひいては当青年会議所の成長へとつながります。各団体と共にまちを想い活動していくことで、より一層多様性を認め合う意識がまちの中で醸成され、今以上に誰もが自分らしく暮らしていける鎌倉の一助になると確信いたします。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)渉外事業に関する事業
 (a)内   容:関係諸団体事業への参加
 (b)時   期:2022年 01月~12月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS、総会資料に掲載

(Ⅱ)鎌倉青年会議所の歴史や特性を学ぶ事業の開催
 (a)内   容:メモリアルデーの開催
 (b)時   期:2022年 03月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS、総会資料に掲載

(Ⅲ)世代や組織を超え新たな価値観を学ぶ事業の開催
 (a)内   容:交流会の開催
 (b)時   期:2022年 08月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、協働団体
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS、総会資料に掲載

(Ⅳ)協働団体と共に相互理解を深める事業の開催
 (a)内   容:協働団体と共に構築し多様な価値観を見出す事業の開催
 (b)時   期:2022年 11月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民、協働団体
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS、総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

拡大アカデミー委員会

1.委員会活動方針
 鎌倉青年会議所は設立以来、鎌倉のまちの発展と地域のリーダー育成に寄与して参りました。しかし当青年会議所の会員数はこの10年で35%も減少しており、このままでは事業規模の縮小や組織の活力が低下し、組織運営そのものが危うくなります。また、新型コロナウイルス感染拡大により価値観の相違や多様性を認めない不寛容さの顕著化など、私たちが直視すべきまちの新たな課題も浮き彫りとなりました。当青年会議所がまちの課題に対し、先頭に立ち対処していく為にも、私たちと共にまちの未来を考え、まちづくりを行う仲間を集う必要があります。
そこで本年度、当委員会は高い志を持って入会頂けるよう拡大中長期計画に則り、拡大資料の拡充に努めて参ります。また、もの繋ぎ事業に参加頂いた方々に感謝を伝え、共に事業の振り返りを行います。次に、半世紀以上にも渡り連綿と受け継がれてきた、有形無形の財産や価値観を今一度、会員と共に学び、多様性と相互理解の先にあるイノベーションの可能性を知り体感する事業を行います。そして当青年会議所の運動と、DEI(ダイバーシティ:多様性、イクイティ:公平、インクルージョン:包容)の取り組みから当青年会議所が生み出す可能性をまちへ伝播し、まちの未来を共に創造する同志を得るためのきっかけを作ります。最後に、公益社団法人日本青年会議所本会、 関東地区協議会、神奈川ブロック協議会事業への支援を設けます。会員が出向先で作り上げる事業に参加する事で、当青年会議所を含む神奈川県内21LOMだけでなく様々な団体との交流と対話を通して新たな価値観を学び、当青年会議所としての可能性を拡げる事業を構築致します。
本年度、私たちは先輩諸氏の築き上げた拡大手法を深く学び、そして不易流行で時流に則した拡大を推し進めて参ります。様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まることで構築される“新たな価値や広がる可能性”があることを、当青年会議所の会員と共に学び、これまでに積み上げられてきた当青年会議所の歴史や価値を礎として、会員それぞれが新たなビジョンを築き、本年度、青年会議所運動を共にした結果、当青年会議所に多様な考え方を持つ同志が集い、まちの先頭に立って未来を創造する青年団体であり続けることができると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)会員拡大と継続拡大基盤作りの実施
 (a)内   容:会員拡大活動並びに継続拡大できる基盤づくり
 (b)時   期:2022年01月~12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)拡大リスト並びに地域コミュニティ強化の実施
 (a)内   容:もの繋ぎ事業
 (b)時   期:2022年04月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、関係諸団体、市民
 (d)結果の公表:ホームページ、SNS、総会資料に掲載

(Ⅲ)多様性と公平、包容を学び鎌倉青年会議所の拡大を加速させる為の事業の実施
 (a)内   容:研修会の実施
 (b)時   期:2022年04月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅳ)DEI推進に於いて個々の違いから新たな価値を作り上げる事業の開催
 (a)内   容:交流会の実施
 (b)時   期:2022年06月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅴ)他青年会議所メンバーとの交流から、新たな価値観を学ぶための事業の実施
 (a)内   容:日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会ブロック大会の参加
 (b)時   期:2022年09月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

総務広報委員会

1.委員会活動方針
 鎌倉青年会議所にはそれぞれ異なる個性、背景を持つ会員が在籍しており、会員の豊かな発想を生かし、当青年会議所の運動へ生かしていくためには強固な組織運営がなければなりません。この強固な組織運営を構築していくにはこれまでの歴史を学び生かすことが大切であると考えますが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策で行動制限があり、先輩諸氏から過去に培ってきた経験を学ぶ機会が少なくなりました。そして広報活動においても、行動制限からくる自主発信制限や団体行動制限を意識し積極的に情報発信が実施しにくい社会情勢であったと考えます。これまでの常識が想像する以上に早く変化する時代のため、社会通念を踏まえコンプライアンスを遵守し、その時のルールに柔軟に適用できる組織運営が求められています。
 本年度の総務広報委員会では、会員が円滑に活動できるよう、日々変わる生活様式に適応し、公益会計に則った財務管理と組織運営を行います。次に諸先輩が構築されてきた組織基盤を受け継ぎ、正会員から2022年度への活動に対し総会で承認をとります。賀詞交歓会では本年度のテーマと運動の指針を関係諸団体、先輩諸氏に伝え会員との顔合わせの場として開催いたします。また、7月の次年度を祝う会では会員同士で培ってきた学びを生かし次年度体制発足を祝うとともに、次年度に向けて会員同士の結束力と先輩諸氏との関係をより強固にします。年末の卒業生を送る会では先輩諸氏と共にこれまで活動してきた会員とこれからも変わらぬ関係を構築することでより強固な組織運営基盤を目指します。そして、これからも組織運営を続けていくためには、当青年会議所の運動を市民の皆様に見ていただき存在を認識していただくためにもホームページ、SNS、プレスリリースなどの手段を活用し、当青年会議所の運動への理解と興味を惹く活動写真の利用並びに媒体に適した文章を会員一丸となって作成し運動発信していくとともに、会員向けの情報発信として各委員会の運動について興味を持てるように発信を強化していきます。
 本年度の当委員会では、先輩諸氏と関係構築する場を継続的に提供することで会員との関係を深め、組織運営について学ぶ機会を提供いたします。これまで培ってきた歴史を学び現在の組織運営に生かすことで永続的に続く組織基盤作りを目指します。そして積極的に発信する広報内容を会員一丸となって作成することで会員同士の絆と信頼関係を醸成する機会を提供します。広報活動を会員が一致団結し取り組むことで同じ方向を見ることでき、会員が運動に対する共感を得られる広報内容を構築することで運動に対する理解を深め、当青年会議所の魅力を内外に誇りをもって発信し、広報活動を通して市民の皆様と繋がりとお互いを受け入れることができると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)会議の開催及び青年会議所運営全般
 (a)内   容:総会並びに理事会の開催、青年会議所の運営
 (b)時   期:2022年01月~12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅱ)交流会の開催
 (a)内   容:新年式典、賀詞交歓会、次年度理事長を祝う会、卒業生を送る会の開催
 (b)時   期:2022年01月、07月、12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

(Ⅲ)広報に関する事業
 (a)内   容:鎌倉青年会議所の運動発信、ホームページ、SNSの管理、運営
 (b)時   期:2022年01月~12月
 (c)対   象:会員を対象に40名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料に掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加