1964年。先輩諸氏の英知と勇気と情熱により誕生した、この鎌倉青年会議所。
その設立当時の思いは色あせるどころか、今も我々、現役世代に深く根付いております。
それから60年、変化と躍動の日々が流れてまいりました。その1年1年の。
そしてその年の、1人1人の絶え間ざる努力が、こんにちの鎌倉青年会議所を築き上げたと、いうまでもありません。
有志のメンバーによりスタートした、鎌倉青年会議所は本年、33名の現役会員と、300名近いOB会員を擁しております。
また、鎌倉市、神奈川県はもちろんのこと、全国、そして世界まで、活動の幅を広げ、数多くの友情を培ってまいりました。
その繋がりがこんにちの鎌倉青年会議所を支える大きな原動力となっております。
我々は、これまで残していただいた数多くの功績と、それを築き上げてこられた皆様方に
感謝の心を持って活動をしていかなければなりません。
本年度、60周年を迎え、設立当時とは時代も代わり、今、我々鎌倉青年会議所は、正しい運動を行えているのでしょうか?これまで連綿と引き継がれてきた伝統、数多くの修練を通して、かけがえのない友情を培い、自らの成長を実感ができる。
そして、どんな困難に直面をしても、自ら考え、正面から挑戦ができる、この鎌倉青年会議所。この鎌倉の街に、多くのインパクトを残してきた、まち作りの仕組みを学び、それを実行に移す。そして、確かな手応えが実感できる。そんな団体です。
しかし、私たちには、まだまだ、出来ることが沢山あると、そう感じています。
この鎌倉青年会議所が私に多くの気付きを与えてくれたのは間違いありません。
多くの試練、機会、そして、多くの仲間を私に与えてくれました。
一市民である私にとって、鎌倉青年会議所は魅力溢れる団体です。会員達だけでなく、私たち鎌倉青年会議所に関わる全ての方々にそう感じて頂けるよう、歴史から学び、未来を創造し、変革を恐れず、今後も活動を続けて参ります。
結びとなりますが、これまで多くの歴史と功績を築き上げてくださいました。
先輩諸兄姉の皆様、そして多くのご縁とご厚情を賜りました行政を初め、地域の皆様、共に切磋琢磨しながら、こんにちまで活動を続けてきた各地青年会議所理事長を初め、メンバーの皆様に深く、御礼を申し上げるとともに、今後一層のご支援とご協力、叱咤激励を心よりお願いを申し上げ、また、本日このように盛大に創立60周年記念式典が開催できましたことに、心より感謝を申し上げ、公益社団法人 鎌倉青年会議所、第60代理事長のご挨拶とさせていただきます。
未来を切り開く、共に挑戦しよう。本日は誠にありがとうございました。
公益社団法人鎌倉青年会議所、第60代、理事長 森山桂多
第72代理事⻑ 須藤 未喜
公益社団法人鎌倉青年会議所の皆様、創立60周年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。
60年という永きに亘り、地域社会の発展と活性化のために寄与されてきました先輩諸氏のご功績と歴史に敬意を表しますと共に、その崇高な精神を伝承されたうえで「持続可能な変革」をテーマに青年会議所運動に邁進されている現役メンバーの皆様に心より敬服いたします。また設立時にスポンサーをいたしましたご縁にて、このように寄稿させていただけること大変光栄に存じます。
本年度、森山桂多理事長が掲げるスローガン「未来を切り開く、共に挑戦しよう」の基、これまで培われた先輩諸氏の高い志を信じ地域社会の未来に希望を抱き、そして仲間と共に「活気」あるまちづくり運動を展開されて参りました。また本年度は公益社団法人日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会の最大の運動発信の場でもある、神奈川ブロック大会の主管を務められ、新しい価値観と創造性を融合させ魅力あふれる事業を展開されますことをご期待申し上げます。
鎌倉の地に根差し、市民の方々と共に歩み続け、運動の輪を広げておられる現役メンバーの皆様に改めて敬意を表するとともに、今後も共に力を合わせて歩んでいただければ幸いです。
結びに、創立60周年の大切な節目の年を契機に公益社団法人鎌倉青年会議所の皆様がより一層強く結集され、さらに地域の皆様と共に心を通わせ、益々のご活躍とご発展をされますことを心よりご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
この度、公益社団法人鎌倉青年会議所が創立60周年の佳節を迎えられますことに、衷心よりお喜びを申し上げます。創立から今日に至るまでご尽力されてこられました先輩諸氏の皆様のご功績に敬意を表するとともに、誇り高き志と伝統を受け継ぎ、自己修練を重ねながら社会貢献に邁進されている現役会員の皆様にお祝いを申し上げます。
本年度、森山 桂多 理事長が掲げる「持続可能な変革」をテーマに、「未来を切り開く、共に挑戦しよう」というスローガンのもと、明るい豊かな社会の創造に向けて、鎌倉の魅力をさらに高められることをご期待申し上げます。
関東地区協議会は「地域同士の共存共栄社会の構築による 関東から新日本の再建へ」を基本理念とし、広域連携によるLOM支援を実施することで、社会により良い変化をもたらすためのリーダーシップの開発と成長の機会をご提供いたします。そして、2024年7月6日(土)には、栃木県栃木市にて「第72回関東地区大会とちぎ大会」を開催いたしますので、貴青年会議所のメンバーの皆様にも一人でも多くのご参加を賜れますと幸いに存じます。
結びに、公益社団法人鎌倉青年会議所の益々のご発展と会員の皆様のご活躍、さらには 皆様の運動が地域社会において素晴らしい成果を発揮されますことを心より祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
公益社団法人日本青年会議所 関東地区協議会 第70代会長 山本 健太
平素より公益社団法人日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会の運動に多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに厚く御礼申し上げます。この度、公益社団法人鎌倉青年会議所が創立60周年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。
この節目の年にあたり、貴青年会議所が森山理事長のもと、「未来を切り開く、共に挑戦しよう」のスローガンを合言葉に、明るい豊かな社会の実現に向けて、地域の未来を切り開くリーダーとして青年会議所運動に邁進されることを心よりご期待申し上げます。
本年度は、第52回神奈川ブロック大会鎌倉大会の開催地域でもあり節目となる歴史を存分に発揮する大きな機会となると存じます。神奈川ブロック協議会としても、最大の運動発信と成長の機会の最大化を図れるよう精一杯ご支援させていただく所存です。
また、日本青年会議所の掲げる運動を県内に広めるとともに、21青年会議所の発展に資する運動を展開し、皆様にご活用していただけるようサポート体制の強化を図ってまいります。どうか引き続きのご理解とご協力を賜れれば幸いに存じます。
結びに、貴青年会議所が今後も輝かしい歴史を築き、更なる発展と繁栄をもたらされますことと、並びに先輩諸氏と現役会員の皆様のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
「かながわはひとつ」の合言葉のもと、共に使命に燃えて目的に渇望してまいりましょう。
公益社団法人日本青年会議所
関東地区神奈川ブロック協議会
第57代会長 飯塚 侑
公益社団法人鎌倉青年会議所60周年記念式典 御挨拶
鎌倉市長 松尾 崇
公益社団法人鎌倉青年会議所が創立60周年の節目を迎えられ、記念式典が開催されますことを、心からお慶び申し上げます。森山桂多理事長をはじめ、鎌倉青年会議所の会員の皆様におかれましては、日頃から地域の若きリーダーとして、鎌倉の発展・活性化に多大なる御尽力を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。
OBである私自身、鎌倉青年会議所での活動を通して、志を同じくする仲間たちと出会い、たくさんのことを学ばせていただいた経験は、人生の大きな財産となりました。鎌倉青年会議所の60年という長い歴史の中で、礎を築いてくださった歴代の理事長をはじめ、先輩方・会員の皆様方に、深く感謝と敬意の意を表しますとともに、鎌倉の未来のため、精力的に活動されている現役の皆様方におかれましては、今後ますますの御活躍を御期待申し上げます。
私たちのまち鎌倉は、先人から受け継いできた歴史や文化、そして豊かな自然環境に恵まれ、多くの人々を惹きつける魅力あるまちです。一方で、地球規模の気候変動や頻発する自然災害、急速に進行する人口減少・少子高齢化、慢性的な交通渋滞、オーバーツーリズムなど、さまざまな課題に直面しています。
このような状況の中、若さと熱意ある鎌倉青年会議所の皆様の多角的な視点やチャレンジ精神を各方面に役立てていただくことは、地域にとって必要であり、また大変頼もしいことであると考えております。
本市といたしましては、引き続きさまざまな課題解決に粘り強く取り組み、市民・来訪者を含めた鎌倉に関わる全ての人が、鎌倉で生活してよかった、鎌倉を訪れてよかったと感じていただけるまちを目指し、また次の世代を担う子どもたちが明るい未来を描き、夢や希望を持って自分らしく育っていけるよう、これからも精一杯努めてまいります。鎌倉青年会議所の会員の皆様におかれましては、変わらぬ御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、60周年を契機として、鎌倉青年会議所が今後ますます発展されますこととともに、会員の皆様の御健勝と御多幸を心からお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。
祝 辞
聖号十念
公益社団法人鎌倉青年会議所の創立60周年に際し、心よりお祝い申し上げます。貴団体には1972(昭和47年)年より高徳院境内において、茶道裏千家ご宗家をお迎えしてのお献茶式と慈善茶会を主催していただいて参りました。新型コロナウィルスの蔓延に伴い中止を余儀なくされた年もありましたが、今年で56回を重ねる同式・同会は概ね貴団体の歴史とも重なります。貴団体の歩みに寄り添わせていだたけましたこと、当院としても大変光栄に存ずる次第です。60年前と変わり、地域が抱える問題も多様かつ複雑化しておりますが、それだけに公益法人たる貴団体の果たす役割もますます重要性を帯びてきていると考えます。創立60周年の節目をお慶び申し上げますとともに、貴団体の益々のご発展を祈念し、祝辞とさせていただきます。
合掌
鎌倉大仏殿高徳院
住職 佐 藤 孝 雄
裏千家15代・前家元
日本青年会議所8代会頭
国際青年会議所元副会頭
千 玄室
この度、公益社団法人 鎌倉青年会議所が創立60周年を迎えられましたこと、心より御祝申します。現在に至るまでの長い歩みの中には私にとりましても忘れ難い出来事が多くあり、誠に喜ばしく存じます。
貴青年会議所においては、鎌倉大仏献茶式ならびに慈善茶会を奉仕活動の原動力とし、年中行事の一つとして50年以上にわたり継続してこられました。一盌のお茶をもって、集われた方々の心を和ませてきた永年の積み重ねにより、現在では市民の方々に毎年恒例の行事として親しまれるまでになり、実に嬉しく、心強く思っています。また、この事業に携わったメンバーの皆さんが、茶道を通じて自己研鑽を積み、日本文化への一層の理解を深めてこられたことは頼もしい限りです。
この5年間は新型コロナウイルス感染症の大流行に加え、悲惨な戦争や民族間の紛争などにより世界情勢は混迷を極めています。しかし、時勢がどれほど激しく変わろうとも、人類が平和を求める心は不変であり、普遍のものです。茶道は一盌を通じて相手の幸せを祈る道です。「いかがですか」とお茶を勧め合うことで「和み」が生まれ、互いを敬う気持ちが育まれます。一人一人がまず身近な人を敬愛することが平和への第一歩となるのです。
皆さん方には、利休居士が遺してくださった「和敬清寂」の精神を常に心に持ちながら、歴史あるまち「鎌倉」の明るい未来のために、献身努力を重ねていただきたいと願っています。
貴青年会議所の益々のご発展と、会員の皆さんのご健勝とご多幸を祈念して、お祝いの言葉といたします。
裏千家 家元
日本JCシニア・クラブ特別顧問
千 宗室
このたび、公益社団法人 鎌倉青年会議所が創立60周年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。現役会員はもちろん、シニア会員の皆様が明るい豊かな社会実現を目指し一丸となって歩んで来られた積み重ねにより、この佳き日を迎えられることとなりました。誠におめでとうございます。現役会員の皆さんには諸先輩方の弛まぬご努力に思いを馳せ、更に歩みを進めていただきたいと願っております。
古都・鎌倉に活動拠点を置く貴青年会議所は、高徳院様のご協力のもと、半世紀にわたって慈善茶会を催してこられました。この間、社会は目まぐるしく変化し、とりわけ近年は新型コロナウイルスの出現により世の中が一変しました。さまざまな制約が生じ以前と同じようにお茶を楽しむことが難しくなり、途方に暮れた時期もあるのではないでしょうか。慈善茶会に関わる誰もが歯がゆい思いをされたことでしょう。しかし、そのような中でも出来ないと悲観するのではなく、出来ることを見つけて試行錯誤を繰り返すのがJAYCEEです。皆さんがSNSやオンラインを活用した新しい手法を取り入れながら、慈善茶会の歩みを止めることなく未来へ繋いでこられたことは、JCの仲間として誇りに思っています。
ウィズコロナで培ったものは私たちにとって大きな糧となり、やがて次の世代の人たちの支えとなっていくはずです。今後とも地に足をつけた活動を通じ、修練・奉仕・友情の三位一体を目指していかれることを祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
公益社団法人鎌倉青年会議所様が創立60周年を迎えられたことを心からお祝い申し上げます。1966年の創立以来、「明るい豊かな社会の実現」を理念とし、街の発展と持続可能な地域の形成のために大きく貢献してこられました。観光事業の推進においては、鎌倉大仏殿高徳院での慈善茶会の開催、また、当協会としましては、理事としての立場から、理事会並びに主催行事の運営等にご尽力いただいております。
さて、2024年度の鎌倉青年会議所のテーマは「持続可能な変革」であり、スローガンは「未来を切り開く、ともに挑戦しよう」と聞いております。これはまさに観光の領域にも通じる言葉で、深く共感する言葉だと感じております。
近年、鎌倉市はオーバーツーリズム問題を抱え、メディア等に取り上げられることが多くなっています。オーバーツーリズムは、観光客が同じ時間、同じ場所に集中することで、市民の生活の質を落とし、観光客の満足度の低下を招く現象をいいます。近江商人の精神を表す言葉に「三方よし」という言葉がありますが、観光の分野に置き換えれば、「地域住民」「観光客」「観光事業者及び従事者」の三方それぞれの満足度を高めることとも言えそうです。私は、持続可能な観光地となるにはこの関係性は不可欠だろうと考えています。
美味しい食事をしたり、ショッピングをしたりするのも観光の魅力の一つだとは思いますが、鎌倉は本来、心静かに社寺にお参りしたり、豊かな自然に触れたり、普段は体験できないような伝統や文化に触れたりと、歴史ある街が醸す特別な空間を楽しみにして来られる方々が多いのではないかと思います。そして、鎌倉は日本遺産の登録地でもあります。社寺を中心に、各時代の建築や切通し、鎌倉文士らが残した芸術文化や伝統行事、伝統工芸の鎌倉彫等、様々な要素がまるでモザイク画のように組み合わされた特別な街となったことから、このようなストーリーが生まれました。観光の分散化という観点からも、日本遺産を切り口としたプロモーションの強化にも取り組み、何度も訪れたい、いつ来ても楽しいと思われるような観光施策の展開や情報発信に努めてまいりたいと思います。
結びといたしまして、60周年を迎えるにあたり、鎌倉青年会議所並びに会員の皆様の益々の発展を心より祈念いたします。皆様とともに、私たち観光協会も切磋琢磨して、これからも国内外の多くの鎌倉ファンが訪れる観光地づくりに向けて尽力していきたいと思います。
公益社団法人鎌倉青年会議所の皆様、創立60周年、誠におめでとうござい
ます。60年という長きにわたり、地域に多くの運動を生み出してこられたこ
とに対しまして、心より敬意を表します。また日頃より公益社団法人日本青年
会議所に対し、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
創立より先輩諸氏の熱き想いを継承し、60周年の記念すべき年に、森山
桂多理事長のもと、スローガンに「未来を切り開く、共に挑戦しよう」を掲
げ、明るい豊かな社会を実現するため、地域の課題に対して、挑戦を続けるリ
ーダーとして、本質を追求した運動を展開されることをご期待申し上げます。
移り行く時代の中、新たな挑戦を掲げられている貴青年会議所に、万全の態勢
で連携ならびに様々なサポートをさせていただければ幸いです。
日本青年会議所では、「親切心が織りなす豊かさで笑顔あふれる未来へ」を
基本理念に掲げ、一人ひとりの会員が優れたリーダーシップを開発することを
目的とし、素朴で純粋な親切心をもって、各地の皆様と手を取り合い、明るく
豊かな社会を実現させるための運動を展開してまいります。引き続き深いご理
解とご支援をお願い申し上げますとともに、日本青年会議所を大いにご活用い
ただければ幸いです。
結びに、貴青年会議所のさらなるご発展、並びに地域において素晴らしい運
動の成果を出されること、さらに、現役会員、先輩諸氏の皆様にとって本年が
素晴らしい一年となられますことを心よりご祈念申し上げます。
Be the Leader 未来の笑顔のために
公益社団法人日本青年会議所 第73代会頭 小西 毅