2025年度の活動について

組織図

理事長所信

活動方針

まちづくり委員会

1.委員会活動方針
少子化や核家族化が進む中、地域コミュニティの希薄化や家庭環境の多様化により、さまざまな境遇にある子どもたちが地域との繋がりを感じにくくなっています。しかし、地域と子どもたちとの交流は、地域社会の持続可能性を保つために非常に重要です。鎌倉では、行政や様々な団体が子育て支援を提供し、交流の場を整えようとしています。まちづくり委員会では、特別なニーズを持つ子どもたちを含め、地域の大人と子どもたちが交流する場を作ることにより、相互理解を深め、施設や支援団体との連携を強化し、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりを進める必要があります。
本年度のまちづくり委員会では、子どもや子育てを通じた交流を通して地域の人々がつながる場を提供している地域の子育て支援団体と連携し、市民がその活動について学ぶ機会を設け、地域全体で子育て支援を促進する事業を開催いたします。次に、茶道を通じておもてなしの心を子どもたちにも伝える為に、第57回目となる慈善茶会を開催いたします。この慈善茶会は、毎年多大なるご協力を頂いている茶道裏千家千宗室御家元様や鎌倉大仏殿高徳院佐藤孝雄御住職様をはじめ、地域の協力団体の皆様、ご来場の皆様とともに、地域との繋がりを再確認する場です。茶道の心には、一つひとつの所作や行動に思いやりと感謝が込められており、子どもたちにもその「おもてなしの心」を伝えることで、気遣いの心を育むきっかけを提供します。また、当会議所がこの事業を続けられているのは協力団体のおかげであり、その感謝を伝える場を設え、より強い相互関係を築いていきます。最後に、親子や地域団体、地域企業、市民同士を繋げる事業を開催します。地域住民、企業、団体が一堂に会し、親子で楽しめる多彩なプログラムを実施します。地域全体の交流を深め、市民同士が繋がりを感じられる場を提供します。
これらの事業を通じて、まちづくり委員会では、特別なニーズやさまざまな背景を持つ子どもたちも含め「人と人、地域と子どもたち」が「繋がり」を持ち、学びや気遣いの心、そして繋がりを育む活動を通じて、地域全体で子どもたちの成長を見守り、皆が笑顔になれるまち、そして子どもたちが安心して過ごせるまちを、皆で創り出せると確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)地域全体で子育て支援を促進する事業の開催
 (a)内   容:地域の子育て支援団体と連携し、市民がその活動について学ぶ事業の実施
 (b)時   期:2025年2月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民、協力団体関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅱ)第57回慈善茶会の開催
 (a)内   容:第57回慈善茶会の実施
 (b)時   期:2025年5月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、来訪JC、市民、学生、協力団体関係者、茶道関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅲ)慈善茶会協力団体の皆様に感謝を伝える事業の開催
 (a)内   容:第57回慈善茶会後の懇親会の実施
 (b)時   期:2025年5月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、学生、協力団体関係者、茶道関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅳ)親子や地域団体、地域企業、市民同士を繋げる事業の開催
 (a)内   容:親子で楽しめる多彩なプログラムの実施
 (b)時   期:2025年10月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民、協力団体関係者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

拡大アカデミー委員会

1.委員会活動方針
いま、当会議所は変わる必要があります。60年以上の各時代において個性豊かな会員が多く所属し、まちを想い、まちを牽引し、まちに影響を与える数多くの事業を行ってきました。これからも永続的にまちに影響を与えるためには今だけではなく、未来を見据えて、紡がれてきた歴史を踏襲しさらなる発展をしていかなければなりません。未来に対する発展をするためには共感と認知を今よりも広げなければならず、地域との繋がりをより強固にしていくことが発展するための第一歩です。だからこそ、真摯にまちの未来に向き合う姿を示し、当会議所の魅力を積極的に主張すれば、多くの企業、団体、行政、学生が興味を持ち、共感し、結果同調することとなり、まちに影響を与える仲間が増え続け、さらなる発展に繋げ、まちに影響を与え続けることが必要です。
はじめに、当委員会が通年行うアカデミー事業として、青年会議所の一員であることの意識を向上させるために、会員一人ひとりが青年会議所活動への理解を深める必要があります。所属歴の長短に依らない会員育成ができる体制を整えます。そして、まちの人とともに当会議所が紡いできた歴史を踏襲するために、これまでにまちに対して行ってきた取り組みを振り返り、今一度共有し、真摯に向き合ってきたことを認知してもらえるような事業を実施し、共感を広げる第一歩とすることで認知され地域との繋がりを強固にします。次に、ここまでに得た繋がりを未来に向けて発展していくために、行政、団体、企業、学生を招待し、他の地域で行われたまちの取り組みを共に学び、共に学んだその成果を地域課題と紐づけて、ともに活動していく下地つくりとします。最後に、まちにインパクトを与え得ることを最大限に示す為、まちの人々が一生の思い出に残るような交流会を行います。これは大人も子どもも、鎌倉のまちが大好きだと思えるような、“とっても笑いの絶えない”交流会です。この交流会では多くの企業、団体を巻き込むことで、共感を広げ、認知を増やすことで、まちとの繋がりを強固にし、未来に向けて広げることを目的とします。
これらの事業を通し、今までの歴史を踏襲し、発展でき、まちの人たちと共にインパクトのある行動や想いを多くの企業、団体、行政と共に魅力的な団体となり、永続的にまちに影響を与えることができ、会員の拡大に繋がると確信します。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)青年会議所活動への理解を深める機会の提供
 (a)内   容:会員のアカデミー事業
 (b)時   期:2025年1~12月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度
 (d)結果の公表:会員を対象にアンケートを実施

(Ⅱ)60年以上活動してきた当会議所の街に対する姿勢を示す事業の開催
 (a)内   容:まちの課題に向き合う姿勢を示す、拡大事業
 (b)時   期:2025年4月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページへ掲載

(Ⅲ)まちの課題を共に学び活動していく下地つくり事業の開催
 (a)内   容:まちの課題を共に学び考える、アカデミー事業
 (b)時   期:2025年6月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページへ掲載

(Ⅳ)共感と認知を広げ、まちとの繋がりを感じられる大交流会の開催
 (a)内   容:子どもたちの笑顔を作る大交流会事業
 (b)時   期:2025年8月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページへ掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加

渉外交流委員会

1.委員会活動方針
鎌倉青年会議所は多くの方々の助力と共にまちの発展のための事業をすることで、子どもにも愛され賑わいのある環境を作り出してきました。しかしながら賑わいと活力の原動力であり、まちの活性化の基礎となる鎌倉の低年齢層の子どもとその親世代の市民の減少が鎌倉のまちと当会議所の未来のための課題となっています。そこで本年度は主に子どもを様々な形で支援をしている、まちの方々とお互いをより理解し事業を共に構築することで、今よりも子どもやその親世代がもっと鎌倉に居たいと感じる環境を作り出します。そのためにはまちづくりに関わる方々との繋がりやすい連携方法の構築、直接交流と当会員の子どもに対する多角的な視点と学びが必要です。
本年度の当委員会は子どもを支援する方々とお互いを認識し、新しい絆を深めるために渉外事業、連携方法の構築や地域イベントの参加を積極的に行います。将来的に他団体等との連携を迅速かつ簡易な方法の確立をすることで、常に地域全体で助け合える環境を作ります。次に昨年度の60周年事業やブロック大会の支援に対する先輩諸氏へ設立記念日を通して感謝を伝え交流を深める事業を設けます。今まで多くの知識、経験や繋がりを先輩諸氏から共有して頂けることで、当会議所の成功があります。その繋がりの大切さを再確認することが今後、新しい絆を作る上で重要な要因です。次にブロック大会へ参加をします。フォーラムでの学びや出会いから、当会員が幅広い視点を得られる場となる事を目指します。最後に多様な繋がりから成長した当会員が各々の資源や特性をまちの事業の中で発揮し、大船夜市共同事業や外部活動を共に成功に導きます。その一つ一つの活動の段階的な成功こそが、当会員の更なる成長と鎌倉のまちの団体とのお互いの繋がりを更に深める要因となり、最終的に子どもやその親世代が「のびのびと成長できるまち」を作り出すことに繋がります。
本年度の渉外交流事業を通して、鎌倉のまちの子どもを支援する様々な方々との絆を更に深めることで、当会員の先入観のない多様な考え方や地域との繋がりの大切さを会得します。その絆の再認識と多様性の考え方による当会員の成長こそが、このまちの子どもがいきいきと楽しく安全で愛されるまちづくりとまちの一層の活性化を、共に成し遂げるための第一歩となることを確信しております。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)渉外・交流活動の実施
 (a)内容:市内各所からの要望に応じた渉外・交流活動の実施
 (b)時期:2025年1月~12月 事業に応じて随時
 (c)対象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、鎌倉市、協働団体、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅱ)先輩諸氏との繋がりの大切さを考える事業の開催
 (a)内容:メモリアルデーの開催
 (b)時期:2025年3月
 (c)対象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅲ)他青年会議所会員との交流から多様性を認識する事業の実施
 (a)内容:神奈川ブロック大会への参加
 (b)時期:2025年9月
 (c)対象:会員を対象に30名程度及び入会希望者
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅳ)協働団体と共につくり、鎌倉市の未来の発展を目指す事業への参画
 (a)内容:大船夜市等の事業への参画
 (b)時期:2025年11月
 (c)対象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大の実施
 (b)渉外事業への参画、参加

総務広報委員会

1.委員会活動方針
鎌倉青年会議所に所属する多種多様な背景と考えを持つ会員が、各々違う想いを持ちながらも組織としての行動指針を均しくすることが、まちに最大のインパクトを発揮することに繋がります。そのためには、意思統一に至るまでの経緯が順当に進捗される必要があります。また、まちをより良くするためには、まちへの想いを形にすべく活動している力を集結させることが重要です。そのために、鎌倉青年会議所の認知を広め活動の理解と賛同者を増やすことが必要であり、なかでも、まちの未来を担う子どもたちに向けた活動が未来のまちづくりに大切です。現状、我々の存在は認知が十分とは言い難く、団体としての効果的な発信の仕方と繋がり方に検討の余地があるため見直す必要があります。
本年度の総務広報委員会は、会員同士の十分な情報伝達・意思統一を図るべく、会議運営のルール遵守推進、システム強化を行ってまいります。且つ、我々の認知を広め多くの賛同者を得るために、SNSの発信だけではなく、まちづくりに関係する諸団体や子どもに関連する団体等に向けて、私達一人ひとりを知ってもらう、身近に感じてもらうことを目的とした交流など、対面で触れ合う広報活動を実施いたします。年度のはじめに開催する新年式典・賀詞交換会では、精力的にまちづくりを行っている団体、子どもたちに支援を行っている団体をはじめとするまちの諸団体の皆様にご参加いただき、我々の活動の理解を深め結びつきを強める機会を設けることで、鎌倉のまちづくりの基盤を構築する礎とします。次に、これまでの運動を継続してまちづくりを推し進める意識を形作るために、先輩諸氏と共に未来の鎌倉を考える次年度理事長を祝う会を開催いたします。最後に1年の締め括りとして、これまでの活動の共有と卒業生への感謝を表明し、さらなる想いを紡ぎ受け継ぐ場として卒業生を送る会を開催いたします。
これらの活動を通して、会員一人ひとりが事業構築に必要な過程を守ることが組織一丸となってまちに影響を与えることができる、という組織の一員としての自覚を持ち、鎌倉青年会議所がより強く広く、まちに根差し影響を与える団体へと飛躍することを目指します。その結果、この鎌倉が多くの人々に愛されるまちとして存続する一助になると確信いたします。

2.委員会事業計画
(Ⅰ)会議の開催及び青年会議所運営全般
 (a)内   容:会議の開催及び青年会議所運営全般
 (b)時   期:2025年1月~12月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

(Ⅱ)鎌倉青年会議所の認知を広める事業の開催 
 (a)内   容:鎌倉青年会議所の認知を広める事業の開催
 (b)時   期:2025年1月~12月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、市民
 (d)結果の公表:SNS並びに総会資料の掲載

(Ⅲ)交流会の開催
 (a)内   容:新年式典・賀詞交換会、次年度理事長を祝う会、年末式典・卒業生を送る会の開催
 (b)時   期:2025年1月、7月、12月
 (c)対   象:会員を対象に30名程度及び入会希望者、先輩諸氏、関係諸団体
 (d)結果の公表:ホームページ並びに総会資料の掲載

3.共通実施事項
 (a)会員拡大
 (b)渉外事業への参画、参加